「ふくナビ」のトリビア第60回
師走です。
お師匠さんが走るくらい忙しいので師走と言います。
蛯原友里さんと押切もえさんがプロディースするストッキングが大々的にデビューしました。
その名も「f-ingモテスト」
モテるストッキングだからモテスト。
蛯原友里さんと押切もえさんがメインモデル兼プロデューサーのストッキング。
お二人の名前ばかり目にしますが、肝心の作った会社は?というと、
靴下メーカー最大手の「福助株式会社」なんです。
福助は数年前に、近年の若者のストッキング・タイツ離れのせいで、一度経営破綻しています。
このイメージを消費者に与えないために、あえて名を前面に出さないのでしょう。
福助が再起をかけた、超大々的なマーケットアプローチ。
私見ですが、私は成功すると思います。その理由は3点。
1、フェミニン、コンサバ、トラッドなどへ、女性のファッションが回帰している傾向にあるから。
2、起用している「蛯原友里さん」と「押切もえさん」の影響力が強いから。
3、ストッキングの価格帯を1足7500円と高めに、ブランド化しているから。
1に関しましては、「ふくナビ」のトリビアで、何度も取り上げたかと思います。
2は、皆さんご承知済み。
重要なのが 3 です。
ズバリこの商品のターゲットは20代の働く女性!
彼女達の購買意欲は、半端じゃありません。自分に使えるお金があり、
彼女達が買い物のことをなんと呼ぶか知っていますか?
「自己投資」です。
自分の行動を正当化するのは人間のサガです。
是非とも「ブランディング」に成功して欲しいものです。
そこで今回のトリビアは、「価格」と「ブランディング戦略」について。
少々ビジネスライクです。
どうぞ!
価値を高めるために「価格」を上げるのが「ブランディング戦略」の常套手段。
ですが、
逆に「価格」を下げるのも、立派な「ブランディング戦略」なんです。
今回は、驚きよりも知識をご提供いたします。
逆に価格を下げることで、「ブランド価値」を高めることが目的の
「低価格ブランディング」
みなさん。 お心当たりはありませんか?
「ユニクロUNIQLO」「ダイソー」そしてそして「ソフトバンク」
“安かろう、悪かろう”の時代は終わりました。
“安くてなお良い!”が次のキーワード。
最近では、
“良い商品を適正価格で!”と言うのも騒がれていますが、さておき。
ここでは、「ユニクロ」ブランディング戦略をのぞいて見ましょう。
「ユニクロUNIQLO」は低価格帯の商品ラインナップで一気に名を馳せ、
ブランド価値をさらに高めるために、
と言う比較的高価格の商品が中心のショップを出店しました。
しかしその後すぐに、「ユニクロプラスUNIQLO PLUS」は撤退。
しかしこれ、本当に撤退だったのでしょうか?
「ユニクロプラス」と合併することで、「ユニクロ」自体の価値を上げようとしているのでは?
事実、合併以降「ユニクロ」の商品価格は上がっています。
もちろん質も上がり、種類も豊富になりました。
これが書かれたシナリオだったら、会長柳井氏は、どれだけ大物なんでしょう!!!
これも「ユニクロ」のブランディングの意味合いが一番大きいと思います。
あまりに規模の大きな話しで、これを理解しても実用するのは無理ですね!?
とまあ、このように「ブランディング」は企業でも、個人でも必要不可欠な時代になってきました。
No.1 じゃなくて、 ONLY 1
これこそ「ブランディング」の本当の意味。真骨頂です。
ではでは、良い週末を。
師走です。
お師匠さんが走るくらい忙しいので師走と言います。
蛯原友里さんと押切もえさんがプロディースするストッキングが大々的にデビューしました。
その名も「f-ingモテスト」
モテるストッキングだからモテスト。
蛯原友里さんと押切もえさんがメインモデル兼プロデューサーのストッキング。
お二人の名前ばかり目にしますが、肝心の作った会社は?というと、
靴下メーカー最大手の「福助株式会社」なんです。
福助は数年前に、近年の若者のストッキング・タイツ離れのせいで、一度経営破綻しています。
このイメージを消費者に与えないために、あえて名を前面に出さないのでしょう。
福助が再起をかけた、超大々的なマーケットアプローチ。
私見ですが、私は成功すると思います。その理由は3点。
1、フェミニン、コンサバ、トラッドなどへ、女性のファッションが回帰している傾向にあるから。
2、起用している「蛯原友里さん」と「押切もえさん」の影響力が強いから。
3、ストッキングの価格帯を1足7500円と高めに、ブランド化しているから。
1に関しましては、「ふくナビ」のトリビアで、何度も取り上げたかと思います。
2は、皆さんご承知済み。
重要なのが 3 です。
ズバリこの商品のターゲットは20代の働く女性!
彼女達の購買意欲は、半端じゃありません。自分に使えるお金があり、
彼女達が買い物のことをなんと呼ぶか知っていますか?
「自己投資」です。
自分の行動を正当化するのは人間のサガです。
是非とも「ブランディング」に成功して欲しいものです。
そこで今回のトリビアは、「価格」と「ブランディング戦略」について。
少々ビジネスライクです。
どうぞ!
価値を高めるために「価格」を上げるのが「ブランディング戦略」の常套手段。
ですが、
逆に「価格」を下げるのも、立派な「ブランディング戦略」なんです。
今回は、驚きよりも知識をご提供いたします。
逆に価格を下げることで、「ブランド価値」を高めることが目的の
「低価格ブランディング」
みなさん。 お心当たりはありませんか?
「ユニクロUNIQLO」「ダイソー」そしてそして「ソフトバンク」
“安かろう、悪かろう”の時代は終わりました。
“安くてなお良い!”が次のキーワード。
最近では、
“良い商品を適正価格で!”と言うのも騒がれていますが、さておき。
ここでは、「ユニクロ」ブランディング戦略をのぞいて見ましょう。
「ユニクロUNIQLO」は低価格帯の商品ラインナップで一気に名を馳せ、
ブランド価値をさらに高めるために、
と言う比較的高価格の商品が中心のショップを出店しました。
しかしその後すぐに、「ユニクロプラスUNIQLO PLUS」は撤退。
しかしこれ、本当に撤退だったのでしょうか?
「ユニクロプラス」と合併することで、「ユニクロ」自体の価値を上げようとしているのでは?
事実、合併以降「ユニクロ」の商品価格は上がっています。
もちろん質も上がり、種類も豊富になりました。
これが書かれたシナリオだったら、会長柳井氏は、どれだけ大物なんでしょう!!!
これも「ユニクロ」のブランディングの意味合いが一番大きいと思います。
あまりに規模の大きな話しで、これを理解しても実用するのは無理ですね!?
とまあ、このように「ブランディング」は企業でも、個人でも必要不可欠な時代になってきました。
No.1 じゃなくて、 ONLY 1
これこそ「ブランディング」の本当の意味。真骨頂です。
ではでは、良い週末を。